🟥「今だけ◯%オフ!」で、つい買ってしまったことありませんか?
「30%オフ」「タイムセール」「数量限定」…
この言葉を見かけると、不思議と“買わなきゃ損!”という気持ちになることってありますよね。
でもよく考えてみると、「そもそも必要だったっけ?」という商品も多いはず。
この記事では、
「なぜ人は“割引”に弱いのか?」
という行動経済学的な視点から、ちょっとゆるく考えてみます。
🟨 割引に惹かれるのは“損したくない心理”のせい?
人は「得をする」よりも、「損を避けたい」気持ちの方が強い傾向にあります。
これを「損失回避バイアス(ロス・アバージョン)」といいます。
たとえば、同じ1,000円でも…
- 1,000円得をした → ちょっと嬉しい
- 1,000円損した → かなりショック!
この「損したくない」という気持ちが、“◯%オフ”や“今だけ”という言葉に強く反応してしまう理由です。
🟦 “定価マジック”のワナに気づいてる?
「元値○○円が、今だけ半額!」
こんな表示を見ると、つい安くなった気になりますよね。
でも…
- その「定価」は、本当に妥当だった?
- そもそも、あなたにとってその金額の価値はある?
実は定価って“設定した人の希望価格”であって、「必ずしもその価値がある」わけではないんです。
つまり、定価を高く見せれば、割引率を大きく見せることができる。
これが“定価マジック”の正体です。
🟩 本当にお得かどうかを見抜くには?【冷静になる5つのヒント】
- 「元値」が適正か調べる
→ 同じ商品が他サイトでいくらか、相場チェックは必須! - 欲しいと思ったタイミングを思い出す
→ 割引表示を見て「欲しい!」と思ったなら、それは“本能”かも。 - 「代わりになるもの」を持っていないか確認
→ 似たようなものをすでに持っていたら、それはいらない可能性大。 - 買う理由が「お得だから」だけになっていないか
→ “価格”よりも“目的”に注目してみよう。 - “時給換算”で冷静になる
→ たとえば時給1,500円なら、3,000円の商品は2時間分の労働。
その価値がある?と考えると意外と目が覚めます。
🟪 【実体験】悩んだ時点で、それは“買うほどではない”
筆者自身、以前は「安いし買ってみよう」とつい衝動買いしてしまうタイプでした。
ポイント還元率のアップもあって、お買い物マラソンで1000円の商品をバンバン衝動買いしていたころが懐かしい…
でも今は、「悩む=本当に欲しいわけじゃない」と考えるようにしています。
そして、買い物をするときは“これだけ働いても欲しいか?”という基準で判断。
時給換算して、2時間分の労力を払っても本当に必要か?と自問するようにしています。
📝 まとめ:感情ではなく「価値」で判断しよう
- 割引表示には、心理的なトリックが潜んでいる
- 人は「得」より「損」を避けたい本能がある
- 定価やタイムセールに流されない判断が大切
- 「時給換算での判断」や「悩んだら買わない」は冷静な判断材料に◎
今後は“お得そうに見える商品”ではなく、
“自分にとって価値のある商品”を選べるようにしていきたいですね。
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