【ゆる考察】なぜ“ポイント還元”に惹かれるのか?|行動経済学で読み解く“損したくない心理”

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🏠 なぜ“ポイント還元”にワクワクするのか?

セールより「ポイント〇倍!」の方に心が動いた経験、ありませんか?
私もよく、日用品を買うときに「今日だけポイント5倍」と見ただけで、つい買い足してしまうことがあります。

これ、実は「得したい気持ち」よりも、もっと強く働く“損したくない心理”が関係しているんです。
今回は行動経済学の視点から、この心理をゆるっと解説します。


💡 第1章|人は“損したくない”と感じる生き物

  • 行動経済学の【プロスペクト理論】によれば、人は同じ額でも「損」のほうが約2倍強く感じるといわれます。

たとえば…

  • 100円得した喜び < 100円失ったショック

だから「還元率アップ」「本日限り」などの言葉に反応してしまうのです。
私も、期限つきのクーポンを使い忘れそうになると、不要でも何か買ってしまう…そんな経験があります。


🪙 第2章|ポイントが特別に感じる理由

ポイントは現金ではないため、支払う痛みが少ない。これを”メンタルアカウンティング(心の会計)”といいます。

さらに、キャッシュレス決済と組み合わせることで「現金を使わずに得した」感覚が倍増。
そして、貯めたポイントを使うときはまるで“ご褒美タイム”のように脳が喜びます。
実際、ポイントを使った日にちょっと贅沢なスイーツを買うと、「タダで食べた気分」になりませんか?


🌀 第3章|「得を逃す」怖さにも弱い

「期間限定」「先着〇名」「残りわずか」…
これらは損失回避バイアスを刺激する鉄板ワードです。

ポイ活アプリやネットショップでは、この心理を巧みに利用しています。
私も、アプリの「あと◯分で終了!」通知に釣られて、夜中にスマホを開いたことが何度もあります。


👛 第4章|この心理を“味方”にする方法

感情のままにポイントを使わないためには、目的を持った予算管理が大切です。

  • ポイントは「日用品専用」にする
  • 有効期限が近いものから優先して使う
  • 高還元日は必要な物だけを買う

「損したくない」気持ちを逆手にとって、「貯まる仕組み」を生活に組み込むと、無駄なくポイントを活用できます。

トクっぴ
トクっぴ

ポイントが増えると嬉しいけど、使い方を決めておかないと逆に出費が増えてしまうことも…涙


🔚 まとめ|“損したくない”心理を賢く利用しよう

ポイント還元に惹かれるのは、人間として自然な反応。
だからこそ、納得して得する使い方を意識することが大事です。

この心理を理解して行動すれば、ポイ活や買い物がもっと楽しく、そして賢くなります。


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